海外ドラマ「24 – TWENTY FOUR」シーズン2全体のあらすじ、感想をまとめていきたいと思います。
シーズン1を見ていなくても楽しめることはできるかと思いますが、ニーナの件やパーマー大統領の件などいくつか重要なつながりもあるので、まだシーズン1を見ていない方はシーズン1から見ることをおすすめします。
海外ドラマ「24」シーズン1が一番面白い?あらすじや感想まとめてみた
ちなみに個人的にシーズン2は24の中で一番好きシーズンです。(世間的にはそこまで人気はないみたいですが。。)
ここから先はネタバレを含みますので、これからシーズン2を見ようと思っている方は注意してください。
Contents
シーズン2のあらすじ
シーズン2のあらすじを順を追って解説していきます。
1話〜5話(今日アメリカでテロが起こる)
第1話の最初のシーンで、韓国人らしき男がまるでこの世の終わりかのような拷問を受けています。
拷問している人が「いつだ?」と聞くと、耐え兼ねた男は「・・今日だ」と漏らします。
なんと今日、米国ロサンゼルスで核爆弾テロが起きるというのです。
休暇で息子と釣りを楽しんでいたパーマー大統領でしたが、その事態を告げられすぐに対策へと動きます。
テロの首謀者繋がりがあると思われる男「ウォルド」を探すためCTUは操作を行いますが、そこにジャックの姿はありません。
妻を失って以降、彼は1年ほど仕事から離れていました。
こんな感じでひげはやしたおじさんになってます。
しかしながら以前ウォルドの捜査をしていてつながりがあるジャックの力が必要だと考えたCTUは、パーマー大統領の懇願もありなんとかジャックの協力を得ることができます。
ウォルドに近づくため、ジャックは彼の一味へ潜入しました。
そんな中娘のキムは現在ベビーシッターとして働いており、楽しく生活をしていましたが暴力的な父親のゲイリーに頭を悩ませており、世話をしていたミーガンを助けるため逃げようと画策します。
潜入操作を続けていたジャックでしたが、ウォルドの一味がこれからとある施設を爆破するといい動き出します。そこはなんとCTUでした。
もちろんジャックは隙を見てそのことを政府に伝えますが、爆破を阻止しジャックの潜入が一味にバレると、ウォルドへ近づけなくなり爆弾への手がかりをなくすと考えた国家安全保障局のレイバーンは、そのことをあえて大統領、CTUに伝えなかったのです。
結果的に爆破を阻止できなかったCTUは、壊滅的なダメージとはならなかったまでも、多くの犠牲者を出します。
そんな中、ジャックの妻を殺し刑務所にいたニーナ・マイヤーズが、テロの首謀者と思われる「第2の波」の中心人物である「ファヒーン」との繋がりを持つことが明らかになります。
彼女もこのテロに関わっていたことが分かり、CTUは彼女を使いファヒーンとの接触を試みます。
一方、妹の結婚パーティーに参加していた女性「ケイト」が、妹の婚約者である中東系の男「レザ」の不審な行動から、テロリストではないかとの疑いを強めます。
調べていくうちに、彼は中東のテロリストと資金のやりとりを行なっていたことが明らかになります。CTUもテロとの関わりがあると思われる人物として、レザを尋問します。
その頃パーマー大統領は、パニックを避けるため核攻撃の危機があるこの状況をメディアへもらさないよう努めていましたが、情報がリークしていたことが分かり政府内に不審感を強めていました。
6〜10話(ファヒーンとの接触・実行犯が明らかに)
尋問の結果、ファヒーンはビサリアにいるとの情報をニーナから入手し、ジャックはニーナと共にビサリアへ向かいます。
ファヒーンを捉え実行犯の男が「サイエド・アリ」という人物であること、またその居場所も突き止めますが、ニーナはファヒーンをその場で殺します。
またCTUへ連行する途中に飛行機が襲撃にあい、墜落してしまいますがジャックやニーナは生きていました。
しかし墜落した場所で、謎のNSAの配下である米国軍から襲撃を受けます。CTUの助けもありなんとか生き延びましたが、ジャックはこの一連の攻撃に米国が絡んでいる可能性が高いと大統領に伝えます。
その頃キムは暴力父のゲイリーからミーガンを助けるため家から連れ出し、またジャックからLAが核攻撃の危機にあることも聞かされていたため、ミーガンと共にLAから離れることを決めます。
しかしゲイリーから盗んだ車で走っている途中、警察に止められトランクの中を見られた時、そこにゲイリーの妻の死体が入っていたことから殺人容疑で逮捕されてしまいます。
キムはLAが核攻撃に晒されていることを警察に伝えますが信じてもらえず、警察からの逃亡を試みます。
また独自で捜査を行なっていたCTUリーダーのメイソンは、とある倉庫で不審物を発見し核物質であることが発覚します。しかしその瞬間爆発してしまい、彼は被曝してしまいます。
明らかに様子がおかしい彼に対して、トニーや同僚たちは何かあったと疑惑を持ち始めます。
しかしそんな中でも、レザと婚約者マリーの父親であるボブをCTUに連行し尋問を行います。どちらもテロリストとの関わりを否定しますが、テロリストとのお金のやりとりが発生しているため何かを隠していると感じたメイソンは2人に強く迫ります。
そんな中、政府では引き続き不穏な空気が漂っています。
更迭されたレイバーンの代わりにやってきたNSA長官のロジャー・スタントンは、テロとの関わりがある疑いがあると見られ拷問混じりの尋問を受けます。(パーマー大統領の指示)
11〜15話(核爆弾を止めろ)
レザとボブがCTUで尋問を受けている中、ケイトはお金の動きについて協力者の男性と調べていました。しかしテログループらしき集団に連れさられてしまい、男性は拷問された後に殺されてしまいます。
そこにはサイエド・アリがいました。
調べたことを他の誰に喋ったのかと聞いてきますが、ケイトは誰にも喋ってないと言います。
アリはモスクに礼拝をしにいなくなってしまったところで、ジャックが現場に突撃しケイトを救い出します。
状況から近くのモスクで礼拝をしていると読んだジャックは、アリを拘束するためケイトと共にモスクへ向かいます。
中でアリの姿を確認したケイトでしたが、いざ礼拝が終わってもアリが出てきません。
地下に逃げ込んだアリをジャックが拘束し、拷問をして爆弾の場所を吐かせようとしますが、口を開くことはありません。
そこでジャックはアリの家族を拘束した動画を見せ、子供や妻を1人ずつ殺すと脅します。
最初は耐えていたアリでしたが、子供が殺される映像を見て爆弾の居場所を吐きました。(実際には殺してなく、映像のフェイクでそう見せかけていた)
ジャックは核爆弾がある飛行場に向かいますが、どこに爆弾があるのか見つけられません。
そんな中、テロリストと疑いのかけられていたレザの婚約者マリーがアリの協力者であることが明らかになります。
彼女はアリから核爆弾の爆破を託されており、捜査の目を盗んで核爆弾を積んだ飛行機を離陸させようとしますが、最終的には捕まってしまいます。
しかし爆弾のタイマーはすでに作動しており解除できないことから、被害を最小限にできる砂漠で爆破させることになります。
その飛行機に乗るのはジャックでした。
死を覚悟したジャックはキムに別れの電話をしますが、なんと飛行機にはメイソンが隠れて乗っていました。
この爆弾を安全な場所で爆破させるのは、すでに寿命が数時間しかない自分の仕事だとジャックを飛行機から降ろします。
そして爆弾は無事に目的地店で爆破させることに成功し、ジャックも生き延びることができました。
その頃、パーマーはロジャー・スタントンを拷問することで、彼がアメリカに核爆弾を持ち込ませた1人であることを吐かせます。
スタントンはパーマーの国防政策に不満を持っていて、核を持ち込ませてパーマーに危機感を持たせて、その後爆弾はNSA管轄の郡で回収する予定でした。
しかし、その軍は飛行場で全滅していました。
しかもスタントンはもう1人この件に関わっている人物がいると言います。
その人物はなんとパーマーの元妻、シェリーでした。
16〜20話(中東との戦争勃発??)
無事に核攻撃を凌いだジャックとCTUでしたが、実行犯のアリの家から、彼と中東3カ国の音声ファイルが発見されます。
それは中東の国が今回の核攻撃を支援していたことを証明するものでした。
音声ファイルは偽造されていないことも証明され、パーマー大統領は中東3ヶ国への報復攻撃を決めます。
しかし、アリはそのテープは偽物だという言葉を残し、その後何者かに射殺されてしまいます。
ジャックはアリの発言が引っかかっていましたが、そこで謎の男から電話がかかってきます。
その男は、音声ファイルを捏造した張本人だと言い、捏造した証拠が欲しければケイトを連れてこいとある倉庫へ呼び出します。
そこに現れた男はNSA管轄の軍「コーラルスネイク」のウォレスという男でした。
彼はアメリカ石油会社の社長である「ピーターキングスレー」という黒幕に雇われ、中東との間で戦争を起こさせ彼らの石油の値段を吊り上げることを任務とされていました。
ピーターキングスレー↓
しかし彼らに殺されると悟ったウォルスは国外に逃げることを決め、そのためにはケイトが必要だと言います。
そんな話をしている中、早速黒幕の一味に命を狙われウォレスは致命傷の傷を追ってしまいます。
なんとか病院に連れていったジャックでしたが、ウォレスはそこで命を落とします。
戦争を止める手がかりをなくしたジャックでしたが、ウォレスの体内に音声チップを発見します。それはファイルが捏造される前の音声で、戦争を止める証拠になり得るものです。
しかしながら、そのチップは破損しており結局証拠にはなりませんでした。
そんな中、パーマーは相変わらず周りの雰囲気から何か違和感を感じていました。中東が関わっていた証拠があるにも関わらず、報復を躊躇していたからです。
パーマーはジャックが音声ファイルは偽物だと言っているのを信じ、彼に猶予を与えていたのです。
側近であるマイク・ノビックもパーマーの行動に異議を唱え、裏でクーデターを画策します。
そして副大統領であるプレスコットが、パーマーを大統領から引き摺り下ろすよう不信任案にかけるます。
21〜24話(戦争を止められるか)
音声ファイルが使えないと踏んだジャックは、偽の音声ファイルを作ったと思われるエンジニア「アレックス・ヒューイット」の居場所に向かいます。
しかしそこにはなんと、シェリー・パーマーがいました。
彼女もこの件に関わっていると悟ったジャックは、シェリーを尋問しますが解決に見じビク手段を持っていないと主張します。
ジャックにビビっているヒューイットを捜査に協力させることで落ち着きましたが、彼も黒幕に命を狙われている中、いろいろイザコザがあり命を落としてしまいます。
最後の手段を失ってしまったジャックは意気消沈しますが、今度はシェリーに協力を求め、ヒューイットを餌にキングスレーを呼び出すよう指示します。
ヒューイットが死んだことを隠し、彼を連れていくから取引がしたいと言い直接会う約束を取り付けます。キングスレーとしてはなるべく早くヒューイットを消したかったためです。
その頃パーマーは多数決により大統領辞任に追い込まれてしまい、中東への報復攻撃は行われる寸前の状態でした。
キングスレーと会い証拠を引き出そうとするシェリーは、その会話の中でキングスレーの口から「捏造した」との言葉を引き出すことに成功し、その音声が政府にライブ中継され、ジャックは無事戦争を回避することに成功しました。
キングスレー一味はその場でCTUによって射殺されますが、実はキングスレーを操っていた更なる黒幕「マックス」が船の上で女性に何かを指示します。
その女性は一般市民に紛れパーマーと握手をし、その後パーマーは倒れてしまいます。
ここでシーズン2は終了です。
シーズン2感想
とにかく展開が早くてあっという間でした。
所々で突っ込みどころがあるのは24おなじみなのでそこは触れませんが、サイエドアリを捕まえて爆弾の場所を吐かせるシーンがまず1つ目のお気に入りです。
家族を人質にとるのは非人道的だと批判されてましたが、個人的には全然ありだと思ってます。国民数中万人の命とテロリストの家族どちらかを天秤にかけたらそりゃ数中万人の命をとるでしょうと。
まあ結果的に殺してないってのはドラマだからってのはあると思いますが、手段を選ばないジャックのやり方は好きですね。
あとキングスレーはかっこいい悪役って感じで好きでした。名前もかっこいい。
自分の会社の石油価格を上げるために戦争起こさせるとか、やることがもう神のレベルに達してるでしょ。もちろん悪い意味ですが。
しかし最後にシェリーにノコノコ会いにきたのはアホだと言わざるを得ないですね。まあ彼が来ないと解決しないので仕方ないですが、そこは若干無理な演出だろと突っ込みたくなりました。
しかし最後に出てきたマックスという男も、イケてる悪役という感じでいいですね。
調べによると彼はドイツの武器商人で、キングスレーと同じく戦争を起こさせることでメリットがある人間だったようです。
あんなにイケててラスボス感あるのに、この先二度と出てこないというw
24が見れる動画配信サービス
24を全シーズン見たい方には「Hulu」、「プライムビデオ」どちらかを使うのがオススメです。
この2つのサービスであれば、本編シーズン8まで全話見放題で視聴できます。(字幕吹き替え両方あります)
本編以外にも「24リブ・アナザー・デイ」と「24レガシー」があるのですが、どちらのサービスでもこの2つしっかり配信されているのでご安心ください。ただ24レガシーはジャック役が変わってて24っぽくないので見なくてもいい気はしますが、
コスパでいえばプライムビデオがいいかと思いますが、Huluだと英語字幕に対応しているので、英語勉強がてら見たい方はHuluの方がいいと思います。
それぞれのサービスでしか見れない作品も多いので事前にどんな作品が配信されているか、しっかりチェックしましょう。
まとめ
シーズン2は24の中でも1.2を争うくらい面白い!
あくまで個人的な意見ですが、全シーズンの中でトップ3以内にはさすがに入るのでは。
ちなみにシーズン3もめちゃくちゃ面白いので、シーズン2好きな方はきっとシーズン3も止まらなくなるはずです。